強直性脊椎炎は体軸性脊椎関節炎の代表的な疾患です。しかしその原因はまだ十分には解明されていません。
最近では少しずつ有効な治療法も開発されてきていますが、日本では強直性脊椎関節炎の患者さんは少なく、一般の方のみならず医療関係者にもあまり知られていない病気です。そのため病気の診断がまだまだ難しいのが現状です。厚生労働省脊椎関節炎の疫学調査・診断基準作成と診療ガイドライン策定を目指した大規模多施設研究班は強直性脊椎炎に代表される脊椎関節炎や掌蹠膿疱症性骨関節炎に対する我が国での実態解明や治療支援体制の充実を掲げ活動しています。

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